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プロジェクトは有期的な活動です。現在では、プロジェクトの所要期間は年々短くなる傾向があり、プロジェクトが開始されるや、時間のプレッシャーがプロジェクト・マネジャーに襲いかかります。
しかし、プロジェクト・マネジャーは、仕事を適切に理解し、合意されていることを確認するために、プロジェクトを実行する前に計画の策定に時間を使うべきです。
計画は、プロジェクトは何を実行するのかを明確にするプロセスであり、プロジェクトマネジメントにおいて重要なパートの1つです。
テンプレート名 | 内容 | PMBOK ガイド 参照 |
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プロジェクト憲章簡略版 | 中規模プロジェクトのプロジェクト定義に用いるテンプレート。中規模プロジェクトにおいてもプロジェクトを明確に定義することは必要です。しかし、正式なプロジェクト憲章ほどの詳細な記述は必要ありません。簡易版のプロジェクト憲章の項目で十分です。 | 5.2 |
プロジェクト計画 | プロジェクト・マネジャーが方針や標準などを知るために、適切な質問をする助けとなるチェックリスト。 | 4.1 |
調達マネジメント 計画書 | プロジェクトにおいて外部からの調達のプロセス、およびベンダーをマネジメントするアプローチについて記述したテンプレート。 | 12.1 |
プロジェクト憲章は、プロジェクトを定義するプロセスにおいて明らかにした情報を記述するものです。中・大規模のプロジェクトに用いるプロジェクト憲章のテンプレート。 | 5.2 | |
プロジェクトマネジメント計画書 | プロジェクト・マネジャーがプロジェクトの定義、計画、マネジメントのために使用するすべての文書を含む単一の文書で。このテンプレートには新たなコンテンツは含まれず、他のすべての文書を抱合するために使用される。 | 4.1 |
プロジェクトマネジメント手順書 | プロジェクトのマネジメントするプロセスについて記述した文書。プロジェクト・チーム、顧客、ステークホルダーへプロセスを伝達する効果的なコミュニケーションの手段です。「スケジュールのレビューと更新」「課題マネジメント」の手順のサンプルあり。 | 4.1 |
プロジェクトチーム名簿 | プロジェクトに関係する人の名簿であり、コンタクト情報を含みます。 | 9.2 |
プロジェクト責任 | プロジェクトにおける役割分担のマトリックス。それぞれの担当者は、このマトリックスから何を期待されているのかを確実に知ることができます。 | 9.1 |
サービス要請様式 | 小規模なプロジェクトにおいて作業の定義に使用する様式。作業を適切に定義し、承認を得て、優先順位をつけるのに利用します。 | 5.2 |
作業範囲記述書 (SOW)簡易版 | 作業における誓約事項、生成すべき要素成果物、仕事への対価などを記述する文書。 | 12.1 |
SWOT分析 | 特定の状況における強み、弱み、好機、脅威を記述するのに使用する様式。 | 11.2 |
プロジェクトを定義し、プロジェクト憲章を作成することは、プロジェクトにおいて何をするかを表します。
一方、スケジュールは、どのようにプロジェクトを実行するかを表します。
プロジェクトを実行する前に現実的なスケジュールを作成することは重要です。予算は、スケジュールに沿って設定され、スケジュールを実施するために使われるコストが見積もられます。
テンプレート名 | 内容 | PMBOK ガイド 参照 |
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コスト・ベースライン | プロジェクト開始時、当初のコスト見積りに基づいて予算を作ります。プロジェクトの進捗に伴い、コスト・ベースラインに対するコスト実績を追跡し、妥当性を検証する必要があります。一定期間における予期した経費と、その期間に実際に発生した経費を比較します。 | 7.3 |
WBS要素による | 主要なWBS要素ごとのコストを説明するテンプレート。 | 6.3 |
コスト見積り | プロジェクト・コストの見積りをカテゴリ別(労務費、非労務費、プロジェクトマネジメント、リスク・コンティンジェンシーなど)にまとめたもの。 | 7.2 |
コスト・マネジメント計画書 | プロジェクト予算のマネジメントに使われるプロセスを記述する様式。実績値の追跡、今後使用が見込まれる金額、予算超過の可能性の特定、予算に対する実績の評価などの項目があります。 | 7.1 |
作業工数とコストの見積り(エクセル) | IT開発のプロジェクトでよく使われる作業工数とコスト見積りのテンプレート。 | 7.2 |
マイルストーンサマリー・チャート | IT開発のプロジェクトでよく使われるマイルストーン・サマリー・チャートのテンプレート。 | 6.4 |
プロジェクト | 資源計画プロセスのアウトプットとして、必要となる資源のタイプとその数量を記述するテンプレート。 資源、資源の概算コスト、資源の入手の方法等を記述します。 | 7.1 |
スケジュール マネジメント | プロジェクト・スケジュールをマネジメントするプロセスを記述する計画書。それらのプロセスには、進行中のアクティビティの追跡、完了しているべきアクティビティの特定、特定の期間に対する実績の測定、プロジェクト遅延の可能性の特定、包括的なパフォーマンスの評価等が含まれます。 | 6.5 |
要員マネジメント | プロジェクト・チームへの人的資源の投入とチームからの離任の時期と方法について記述する計画書。 | 9.1 |
プロジェクトを実行し始めたら、スケジュールと予算をマネジメントするためにプロジェクトマネジメントのすべてのプロセスを統合します。
スケジュールには、プロジェクトのすべての作業が取り込まれているはずです。スケジュールにアクティビティが含まれることなく、作業がうまくいくことはありません。
ファイル名 | 内容 | PMBOK ガイド |
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作業項目ログ | 作業項目の経過を追跡し、合意した期日までにこれらの作業を確実に行うために、プロジェクト期間を通じて発生する全ての作業項目を含めたログ。 | 6.5 |
是正処置ログ | 予期される将来のプロジェクトのパフォーマンスをプロジェクトマネジメント計画書に沿ったものとするために、とられる是正処置を記録したものであり、これを使い実行の追跡を行います。 | 複数あり |
コスト見積り | コストの見積りと実績の差異の追跡に使用するログ。資源によっては、見積りを超過したり、下回ったりするものがあります。すべての差異を合計し、累積した金額に対して、プロジェクト全体に対する財務的な影響があります。 | 7.4 |
教訓 | プロジェクト・チームと主なステークホルダーがプロジェクト終了時点で会議をもち、うまくいったこと、うまくいかなかったこと、今後のために参考になることなどを話し合います。このセッションにて明確になった重要な情報を収集するテンプレート。 | 複数あり |
打合せ議事録 | 討議の内容、作業項目等を含み、会議の結果を記述するもの。 | 10.3 |
プロジェクト完了チェックリスト | プロジェクトを終結するまでに行うべきアクティビティのチェックリスト。 | 4.6 |
プロジェクト・キックオフ会議議事次第 | プロジェクト・キックオフ会議は、チーム・メンバー全員、クライアント、ステークホルダーが一堂に会する公式なプロジェクト開始の場となります。本テンプレートは、キックオフ会議の計画の助けとなります。 | 4.1 |
コスト改定要求 | 現行の見積りに誤りがあり、プロジェクトのコスト見積りに修正が必要な場合に使用するテンプレート。 | 7.4 |
課題とはよくある問題を越えたものである。
課題は、プロジェクト・マネジャーやプロジェクト・チームがチームの外部の助けなく解決することできない、プロジェクトの進捗に悪い影響をもたらす公式に認識された問題である。
世の中で変わらずに存在するものは、「変更」だけと言えるかもしれない。たとえ完璧な計画を立てたとしても、変更が起こる可能性はある。
プロジェクトは長期化にともない変更が起こり、それに対処する可能性は増えてくるだろう。
プロジェクト・マネジャーとプロジェクト・チームは、その時点において明らかになっている状況に基づいて最善を尽くし、それ以降に起こる変更をマネジメントしていく必要がある。
ファイル名 | 内容 | PMBOK ガイド 参照 |
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変更要求管理様式 | スコープ、コスト、スケジュール、品質などにおける変更を文書化するのに利用される一般的な様式。 | 5.5 |
公式の受入れ | 作業の完了を公式に、文書として受け入れるために使用するプロジェクトまたはフェーズの終了時点に使用する書式。 | 5.4 |
統合変更管理ログ | プロジェクトに発生した変更の履歴を追跡するために使用するログ。 | 4.5 |
統合変更管理 | プロジェクトにおける変更マネジメントの計画を記述する文書であり、プロジェクトマネジメント計画書の一部に含まれます。 | 4.2 |
フェーズ受入れ | プロジェクト・フェーズの結果を記述する文書。完了すべき作業が実際に完了しているかを評価するために使用します。 | 5.4 |
スコープ変更ログ | 全てのスコープ変更要求の概要を記載したログ。すべてのスコープ変更要求を追跡し、スコープ変更が実施されているかを確認するために使用されます。 | 5.5 |
スコープ変更要求様式 | スコープ変更要求を把握し、スクリーニングし、優先順位づけをし、評価するために使用されます。 | 5.5 |
スコープ・マネジメント計画書 | スコープの定義、検証、マネジメントのやり方を記述する計画書。 | 4.2 |
プロジェクトにおいて適切なコミュニケーションをとることは、スポンサーとステークホルダーの期待をマネジメントする上で重要な成功要因です。
プロジェクトの進捗を十分に通知しないことは、これらの人々から期待との違いや驚きにより問題を引き起こす可能性が高くなります。コンフリクトの問題は、問題そのものではなく、驚かされたことにより発生することが多いのです。
コミュニケーションの基本は、プロジェクトの状況を報告することにあります。
大規模なプロジェクト、または文化の変化を伴うプロジェクトであれば、状況報告書だけでは不十分です。コミュニケーション計画書のすべてのコミュニケーション項目を定義することが望まれます。
ファイル名 | 内容 | PMBOK ガイド 参照 |
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コミュニケーション マネジメント計画書 | プロジェクトの実行中におけるプロジェクト情報の収集、配布、保存の方法などを記述する様式。 | 10.2 |
コミュニケーション計画 | ステークホルダー、彼らの情報に対する要求事項、コミュニケーションの頻度、コミュニケーションの適切な様式などについて、詳細な情報を記述するもの。 | 10.2 |
状況報告書(個人) | プロジェクト・マネジャーは、チーム・メンバーから継続的にプロジェクトの状況について話を聞く必要があります。このテンプレートはコミュニケーションを文書化した公式の書類となります。 | 6.6 |
会議打合せ記録 | 会議の結果、および今後行う作業項目を文書化したもの。 | 10.4 |
会議参加者名簿 | 会議に招待される出席者、および出欠状況を把握するための簡単な様式。 | 10.4 |
プロジェクト文書 チェックリスト | プロジェクトで生成が予定されている主な要素成果物、およびその要素成果物が作成されたかどうかのチェックリスト。 | 10.2 |
プロジェクト文書 | プロジェクトの要素成果物、作成者、完了日などの項目をもつ一覧表。 | 10.3 |
プロジェクト・メモ | プロジェクト・メモ作成のための簡単なテンプレート。 | 10.3 |
プロジェクト実績報告書(エクセル) | WBS要素レベルでのアーンド・バリューに関する情報を記述する書式。 | 10.5 |
プロジェクトに関情報の記述、およびステークホルダーの期待をマネジメントするための項目をもつ一般的な状況報告書。 | 10.4 | |
プロジェクト状況報告書(メモ形式) | プロジェクト・マイルストーンに基づいた構成をとったメモ形式の状況報告書。 | 10.4 |
プロジェクト 状況報告書 (サマリー版) | 経営陣などに提出する複数のプロジェクトの報告事項をまとめた概要レベルの状況報告書の様式。 | 10.4 |
プロジェクト ワークショップ | 事前に決めておく会議やワークショップの議事次第。事前に議事次第を設定し、コミュニケーションをとるために利用します。 | 10.4 |
バージョン管理 | プロジェクトライフを通じて何度も更新される重要な文書のバージョンの追跡管理のために使います。最初に作成する文書はバージョン1.0となる。以降、2.0、3.0等となります。段階的な更新によっては1.1、1.2、1.3等もあります。 | 10.3 |
リスクとは、それが発生したらプロジェクトに悪い影響をもたらすであろうと思われる潜在的な状況のことです。
リスクはまだ起こっていない、発生の可能性がある未来の問題です。
受け身のプロジェクト・マネジャーは、問題が起こってから解決しようとするが、プロアクティブなプロジェクト・マネジャーは、発生の可能性のある問題を事前に解決しようとします。この点が、リスク・マネジメントがアートと言われる所以です。
ファイル名 | 内容 | PMBOK ガイド 参照 |
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プロジェクト固有リスクチェックリスト | プロジェクト固有のリスクの有無を判断するために利用します。このチェックリストの結果をガイドラインとしてリスク特定の足がかりに活用するとよいでしょう。リスクを特定したら、このテンプレートを使いリスク対応戦略を作成することができます。サンプル記述あり。 | 11.2 |
リスク・コンティンジェンシー・ワークシート(エクセル) | リスクに対するコンティンジェンシー計画を文書化するためのワークシート。コンティンジェンシー計画は「プランB」とも呼ばれます。つまり、当初のリスク計画がうまくいかなかった場合の計画です。 | 11.5 |
リスク・コントロール様式 | 個々のプロジェクト・リスクの特性に関する具体的な情報を1ページごとに記述する様式。 | 11.6 |
リスク特定ワークシート | プロジェクト・リスクの特徴と対応策を記述して一覧にしたもの。 | 11.2 |
リスク・マネジメントチェックリスト | 推奨されたリスク対応のアクティビティを確実に行うために活用するチェックリスト。 | 11.1 |
リスク・マネジメント計画書 | リスクの特定、定性分析、定量分析、対応計画、監視などの方法を記述し、プロジェクト・ライフサイクルを通してコントロールを行うための計画書のテンプレート。 | 11.1 |
リスク・レビュー | プロジェクト期間を通して、定期的にリスク監視を行うために使われる様式。現行のリスク状況を文書化し、新たなリスクを特定する助けになります。 | 11.6 |
リスク提出様式 | プロジェクトの新たなリスクを特定する際に使われる様式。リスクの特徴を分析し、記述する内容になっています。 | 11.2 |
リスク追跡ログ | 特定されたすべてのリスクの追跡に使用する様式。 | 11.6 |
品質は、あなたのクライアントが測るものです。
プロジェクト・チームがプロジェクトに要求される品質のレベルを判断するものではありません。
プロジェクト・チームは、クライアントの要求事項と期待を理解し、クライアントの期待を満足させる必要があります。
ファイル名 | 内容 | PMBOK ガイド 参照 |
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完了と正確性の 評価基準 | 個々の要素成果物の受け入れ基準、期待、実績の欄を含めた様式。要素成果物が設定された基準を満たした時に、顧客がサインオフをし、その要素成果物を受入れた承認となります。 | 8.3 |
プロジェクト・アセスメント(終結時) | プロジェクトが完了時には、うまくいったこと、改善を必要とすることの観点からの重要な教訓を文書化する役に立ちます。 | 4.6 |
プロジェクト・アセスメント | プロジェクトに問題がないかどうかを判断するための評価に使います。プロジェクトの健全性を評価するチェックリスト項目、発覚事項の記述から構成されます。つまり、解決策が効果的ではない場合、プロジェクト・レスキューが公式に必要かどうかを判断するために使用する評価です。 | 4.6 |
プロジェクト・アセスメント | プロジェクトのパフォーマンスをまとめた書式、つまり、プロジェクトがいかにマネジメントされているかのスナップショットです。プロジェクト・マネジャーは、プロジェクトのパフォーマンスを評価する様式として使うことができます。 | 8.2 |
品質保証チェックリスト | プロジェクト・スポンサーやプロジェクト・マネジャーの上司が利用できるように作られています。このチェックリストは、プロジェクトマネジメント自体、および生成した要素成果物の品質の妥当性を確認するために必要な基準を含みます。 | 8.2 |
外注プロジェクトの 品質保証チェックリスト | このテンプレートには、外注企業との関係をマネジメントする上で必要な情報を評価するための基準を記述してあります。それらには、プロジェクトが予定通りに進んでいるのか、計画からのかい離があるのかなど、プロジェクト定義や契約に基づいた、マネジメントしていくための情報が含まれます。 | 8.2 |
品質管理チェックリスト | プロジェクトが生成する主な要素成果物に対する質問事項を一覧にしたものです。 | 8.3 |
品質マネジメント計画書 | 品質をマネジメントする上で必要な項目を記述するものです。 | 8.1 |
プロジェクトにおけるメトリックスの収集は、上級、かつ困難なプロジェクトマネジメント・プロセスです。
コストと所要期間に関する情報のメトリックスは、あらゆるプロジェクトにおいて収集すべきです。
さらに、成熟度の高い組織においては、プロジェクト実行の特性および成果に関する情報を収集するべきです。
そうすることにより、プロセスをより効率的、効果的にするために是正処置やプロセス改善の活動をとることができます。
ファイル名 | 内容 | PMBOK ガイド 参照 |
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顧客満足度調査 | メトリックスを容易に収集し、プロジェクトの成果を定性的に判断する方法である顧客満足度調査のテンプレート。顧客からこのフィードバックを収集することで、今後のプロジェクト・チームの成果を改善するために適切な調整を行うことが可能となる。 | 10.3 |
プロジェクト完了時メトリックス・ワークシート | 一貫性のある一連のメトリックスを把握することにより、組織はプロジェクトを実施するための傾向を調べることができる。ITプロジェクトにおけるメトリックス収集をモデルに作成されたテンプレート。 | 10.3 |
メトリックス・マネジメント計画書 | メトリックスを使いプロジェクトの成功を測定する計画書のテンプレート。適切なメトリックスの定義の方法、成功の測定方法などが含まれる。 | 8.0 |
プロジェクトがどの程度成功したかを判断するために使用するもの。 スコアカードには、顧客の品質の期待に応えたかどうかを評価するメトリックスを含めることで、プロジェクトの成功の妥当性を評価する側面をもつことができる。スコアカード作成の作成方法の記述あり。 | 8.1 |
調達は、外部の組織から物品やサービスを手に入れることに関連するプロジェクトマネジメントの分野です。
特にベンダーやサプライヤーへの対応を指します。プロジェクトは期待を満足させるように、先を見越してこれらの組織をマネジメントする必要があります。
ファイル名 | 内容 | PMBOK ガイド 参照 |
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情報提供依頼書 (RFI) | 将来の第三者の関与に対して、その能力があるかどうかを判断するために入札者の情報を収集する様式。概要レベルのスコープ(プロダクト、サービス、テクノロジー等)を入札者に提示した上で、入札者の基本的な情報の収集を意図しています。 | 12.0 |
提案依頼書 (RFP) | 将来の第三者の関与に対して、その能力があるかどうかを評価するために詳細に記述した文書。提示するソリューションの機能要求に沿った評価のプロセス、提案書の提出日、手順等を説明するものである。サンプルとなる契約書を含み、入札者からの詳細な情報として財務情報の提出を依頼する。入札者を選定する手段なので、信用照会、保証、SLA、ソリューションの価格等も依頼する。 | 12.0 |
作業範囲記述書 | 具体的な作業は、作業の実行に近づくまでわからないことが多い。このような場合によく行うやり方は、クライアントとベンダー間でマスター契約を取り交わし、その後、作業範囲記述書を作成し、実際の作業と完了すべき要素成果物を十分に記述する。 | 12.1 |
ベンダー評価一覧 (エクセル) | ベンダー候補を効果的に評価する一覧表。評価する文書(FRI、RFP)を受け取ったら、客観的評価のためのデータを入れ、複数のベンダーを比較する。 | 12.0 |
ベンダー評価サマリー | 複数のベンダーを詳細な分析し、評価する際に使用する様式。ユニークさ、品質、コスト(労務費、ライセンス費など)を把握する手段となる。評価には、利点、リスク、スコアリングなどを含む。つまり、推奨とその根拠を文書化したものである。 | 12.0 |