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PMPの扉

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ご存知ですか?

「仕事に役立っている資格」ランキング第2位が
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)だって。

(日経新聞2014年1月7日)

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PMP受験対策講座

資格は取りたいけど、仕事は忙しいし、学習時間のやりくりが難しい!
そんなあなたに朗報です。

研修とEラーニングの組み合わせで効率的に学習

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PMにおけるグローバル標準であるPMBOK(R)ガイドは、PMP(R)試験の基本図書です。

PMBOK(R)ガイドの徹底的学習は3つのステップで!

PMBOK(R)ガイドの全体像、基本コンセプトを集合研修で学習

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PMBOKガイドを徹底的に学習するEラーニングは現在翻訳中!!

2015年10月リリース予定

Project Management Professional(PMP)

PMP資格概要

米国のプロジェクトマネジメント協会(PMI)が実施する、プロジェクトマネジメント専門家の資格であり、プロジェクトマネジメントの資格としてグローバルでもっとも認知度が高い
資格。

PMP(R)資格保有者データ

世界125か国、約585,040人

  • 日本:約31,846人
  • 中国:約71,642人
  • インド:約33,573人
  • 韓国:10,778人

※2013年9月現在情報 データ:PMIアジアパシフィック・サービスセンター

資格維持

資格取得後は、3年に一度、更新が求められる。

PMIの資格継続要求プログラム(CCR:Continuing Certification Requirements Program)に基づき、プロジェクトマネジメントの実践、または学習を証明する必要がある。

※資格更新をしない場合には、資格喪失となり、PMPとは名乗れない。

資格取得要件
  1. プロジェクトマネジメントに関する公式の教育(受験申込時要件)
  2. プロジェクトマネジメントの指揮・監督の経験(受験申込時要件)
  3. プロジェクトマネジメントの知識と理解の証明(試験)
受験資格(2タイプ)
タイプカテゴリ1カテゴリ2
教育受験申込時に大学卒業(学位)、それに相当する資格を保有している人受験申込時に高校卒業、またはそれに相当する資格を保有している人
学習プロジェクトマネジメントに関する35時間の学習
※受講時期の指定なし
経験4,500時間のプロジェクトマネジメントの経験
※試験申し込み前8年以内に、最低3年間(重複なしの36か月)のプロジェクトマネジメントの経験
7,500時間のプロジェクトマネジメントの経験
※試験申し込み前8年以内に、最低5年間(重複なしの60か月)のプロジェクトマネジメントの経験
受験までの手続き

PMIのホームページから、受験の申込みをする

  1. プロジェクトマネジメントに関する実務経験を証明するフォーム(Experience vertification Form)
  2. 35時間の公式のプロジェクトマネジメント学習の証明(講座名、教育機関名、受講期日、学習時間)
  3. 受験費用の支払い

PMP Ready to apply  ← PMP試験申込みサイト

※公式のプロジェクトマネジメント学習
REP(Registered Education Provider)がPMIに登録している教育プログラムは、公式の学習として承認される。一般の教育機関であってもPMIが要求するPMBOKに基づいプロジェクトマネジメントの研修であれば承認される。

PMIから受験可能レター(Eligibility Letter)を受領する

  • オンライン申込み時は、申込み日から5~10日営業日
  • 受験資格は、受験可能の通知があった日(Eligibility Letter発行日)から1年間有効

テスト・センターにて受験の予約を入れる

日本では、プロメトリック社ホームページから申込みする。

受験場所
  • 東京(茅場町・南麻布)
  • 大阪(中津)
  • 神奈川(横浜)
監査

無作為抽出、または申請内容が不十分であると申請書類の監査対象となることがあります。
その場合には、以下のものの提出が求められます。

  1. 教育(学位)の証明書
    ※学校が発行する卒業証明書
  2. PMIが指定する様式に実務経験の記載
    ※プロジェクトマネジメントの実務経験を証明する照会者の情報の記載
  3. プロジェクトマネジメントン35時間の公式の学習の受講証明書
    ※教育機関からの受講証明書の発行
受験料金
 第1回目受験再受験資格更新
PMI会員405ドル275ドル60ドル
PMI非会員555ドル375ドル150ドル

PMI会員年間費:119ドル(入会金10ドル)

試験問題
コンピュータ・ベースで4時間、200問の選択式(四択)問題
  • 日本語で受験可能
  • 200門中25問は、プリテストとして採点対象とならない

PMP試験は、PMIが実施する資格試験であり、プロジェクトマネジメントの知識をもち、それらを理解し、それらをいかに実践に適用しているかを問う試験です。

PMP受験の学習アプローチ
  1. 最初から、記憶するのではなく、まずは内容を理解しましょう
    平日はお仕事で忙しいという方のために、土日もご相談を受け付けております。
  2. 研修だけでは十分ではありません。自己学習が必要です
    練習問題をこなして、PMIイズム、用語、問題のスタイル等に慣れましょう。
  3. PMBOKガイドに記載してあるプロセスに基づいたプロジェクトマネジメントのアプローチを理解しましょう
    あなたの会社のプロセスではなく、PMBOKガイドに基づいて判断しましょう。
  4. 知識エリアとプロセス群がどのように関連しているかを学習しましょう
    知識エリアとプロセス群の関係を理解していると、自信を持って回答することができます。
  5. PMP受験対策講座は、プロジェクトマネジメント入門コースではないことを理解しましょう
    プロジェクトをマネジメントする最適な方法を学習するコースではありません。PMBOKガイドを学習し、PMP試験に合格する方法を学習するためのコースであることを意識しましょう。

PMP試験は、4時間(240分)で200問の問題を回答します。見直しの時間を考慮すると、1問1分で回答するのが望ましいでしょう。

短時間で回答するためのヒント
  1. PMIイズムを理解する
  2. 問題を注意深く読む
  3. 関係のない情報は無視する
  4. 正確な記述であるが、回答となっていない選択肢には、注意する
  5. すべてが正しい記述である場合には、最適な回答を選ぶ
  6. 怪しい回答は即座に排除する

PMPの試験では、問題のパターンがあります。一部ご紹介します。

問題のパターン
1.状況を問う問題

あなたのプロジェクトにおいて、重要なアイテムが遅れていることが発覚した。あなたがすべき最適なことは何か。

A. 無視する
B. 上司にこの課題についてコミュニケーションをとる
C. 顧客に通知し、どうするか話合う
D. 代替案を検討するためにチームによる打合せを設定する

正解:D

2.正解が2つある問題

あなたのプロジェクトにおいて、重要なアイテムが遅れていることが発覚した。あなたがすべき最適なことは何か。

A. 無視する
B. 上司にこの課題についてコミュニケーションをとる
C. 顧客に通知し、どうするか話合う
D. 代替案を検討するためにチームによる打合せを設定する

正解:D
顧客に通知するのも正解である。しかし、「最適なこと」を問う問題である。

3.無関係な情報が記載される

統計によると、電話機の製造数を2倍にすれば、1台当たりのコストが25%減少することがわかった。この情報に基づいて、電話機1,000台を製造するとコストは、38,000ドルになる。この例はどれに該当するか。

A. プロダクト・ライフサイクル
B. パレートの法則
C. コストの係数見積り
D. 収穫逓減の法則

正解:C
提示されているすべての情報が回答に使われるわけではない。

4.プロジェクトマネジメントンコンセプトと定義の活用

要素成果物を小さく、マネジメント可能なものする要素分解が終わった。これによって、何ができるか。

A. 全ての項目をWBS辞書に記載する
B. 各アイテムの正確な見積りを作成することができる
C. 変更要求は起こらない
D. プロジェクトに対するビジネス・ニーズを明確に文書化する

正解:B
記憶するのではなく、コンセプトを適用する。

5.あまり使われない用語

専用駐車場と役員室が該当するのはどれか。

A. ハーツバーグの動機づけ
B. 特権
C. 権利
D. 間接費

正解:B
PMBOK(R)ガイドではあまりめったに使われない用語である。特権は特定の従業員のみに提供される特別な報奨である。

情報:日本テンステップ「PMP受験対策講座」

4時間で200問の問題に挑戦するPMP®試験では、問題を読んで、即時に回答することに慣れる練習も必要です。世界54カ国で使われている練習問題に挑戦して、用語、問題
パターンの練習!

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PMP試験準備の7つのヒント

PMP試験に向けての学習には150~180時間程度の時間を要します。効率よく学習をするためのヒントを7つ。

1.学習スケジュールをつくる

PMP合格プロジェクトを実施するのだから、合格に向けての学習スケジュールを作成しましょう。そうです。まさにPMで実施することと同じです。スケジュールを立て、自身の学習を追跡し、進捗を確認。また、予定通りに進んでいない時には是正処置をとりましょう。

2.PMBOKガイドを読む

PMP試験の多くの問題は、PMBOKガイドをベースに出題されます。それゆえ、PMBOKガイドには必ず目を通しましょう。1回目は重要なパートに焦点を当ててざっくりコンセプトを掴む
ように読む。
2回目は詳細に読み込んでいく。そして、欠かせないのが用語集。用語集も2回は目を通しましょう。

3.練習問題をこなす

4時間のシミュレーションで練習問題をやってみるとよいでしょう。そして間違った問題を分析し、「なぜ間違った選択肢を選んだのか?」を理解すること。問題を読み間違えていたのか、コンセプトを間違って理解していたのか、ITTOを理解していなかったのか、は全く学習して
いなかったのか。。間違えた原因を知るのも重要です。

練習問題を通して、自分がどの分野を不得意としているのかを理解することで、学習時間を
有効に使うことができます。

4.学習時間をつくる

仕事をしながら学習していくなかで、通勤時間やちょっと空いた時間を有効に使いましょう。
スマートフォンをもっているなら、PMP試験問題集PMP模擬テストのアプリをダウンロードして、時間を有効に使いましょう。

PMPの合格には、最初に思ったよりも多くの学習時間が必要です。一日の学習の中で、その日学習したコンセプトを復習する時間をもつのもよいですね。

5.自分のやってきたことに自信をもつ

自分を信じる。PMP合格に満点が求められているわけではありません。自信をもってテストに臨むことは重要な戦略です。自分はPMP試験に合格する知識と経験を十分に持ち合わせている事を知ることです。特に、初めての受験の時は、リラックスして、前向きな気分で試験に臨むことは大切です。

6.時間の感覚をもつ

4時間は長いようですが、PMP試験のときにはあっという間に時間が経ちます。試験時の時間の使い方の計画を立てましょう。1問何分で解くのか、見直しにどのくらいの時間をとるのか。
目安を決めておくのは重要です。

試験の際に時間切れにはなりたくないものです。練習問題を通して、1時間の時間感覚を身に
つけましょう。

7.合格者の話を聞く

教訓は役に立つものです。人により学習スタイルはさまざまです。PMP合格者の話をきき、
あなたのやり方の参考にすればよいのです。また、学習が進まない時、自分の学習の進め方に不安がある時には、同じ道をたどってきた経験者の言葉が参考になります。

PMP受験時の戦略をたてよう

PMP試験は、Eligibility Letterが発行されてから1年間において3回まで受験することができます。合格を目指して、受験時の戦略を立てましょう。

1.テストのタイム・マネジメントを忘れずに

4時間で200問の試験です。単純に計算すれば、1問に使える時間は1分20秒です。見直しの時間も必要です。1問に固執することなく、テンポよく進めましょう。

2.メモ用紙に頭の中のものを書きだそう

試験時には、メモ用紙としてA4コピー用紙を渡されます。チュートリアルの時間を使って、忘れてしまいそうな計算式、ITTO(インプット・ツールと技法・アウトプット)を書き出してしまいましょう。

3.慌てて解答しない

PMP試験の特徴の1つとして、正解が複数ある問題があります。4つの選択肢に目を通して、その中で最適なものを選択しましょう。

この試験では、”Best Answer”が求められます。

4.あきらめない

どうしても解答がわからないときには、推測して答えましょう。その時でも4択から2択まで絞れば、正解の確率はアップします。

「ファイナル・アンサー」の戦略を使いましょう。

5.1つの問題に固執しない

わからない問題が出てくるとそこに固執して時間を使ってしまいがちです。PMP試験は、時間が勝負でもあります。難しい問題、わからない問題はチェックを入れて、あとで見直しましょう。

6.必ず見直しの時間をとろう

問題を見直して、読み違いをしていないか、最適な選択肢を選んでいるかを見直します。200問には類似した問題も出てきて、前半に答えた問題の回答がより明確になってくることがあります。

7.自信をもって試験に臨む

試験準備に取り組んできました。練習問題もこなしてきました。満点を取ることが目的ではありません。合格することが目的です。

20問わからなくても180点は取れると考える!

PMP試験よもやま情報

PMP(R)試験概要

PMP(R)試験は、テストセンターであるプロメトリック社がコンピュータで実施する試験です。プロジェクトマネジメントの知識体系、またはPMBOK(R)ガイドに基づいた4択形式の問題が200問出題されます。

問題は、2000問の試験問題データベースから無作為に200問選択され、出題されます。
試験時間は4時間です。テストの意図は、PMI(R)が定義するプロジェクトマネジメントの知識の理解を確認するものです。

PMI(R)は2012年12月にPMBOK(R)ガイド第5版を発行しました。現在、試験の対象となるのは、PMBOK(R)ガイド第5版です。

200問出題されますが、そのうち25問は、試験的に使われるテスト問題であり採点対象となりません。これらの問題は正式な問題にする前にプリテストとして使われます。受験者は、どの問題がこのプリテストの25問に相当するかは知らされません。

試験の合格基準は、正解率が61%、175問中106問以上の正解が求められます。プロセスごとのおおよその出題目安は、立上げ:19問、計画:40問、実行:47問、監視・コントロール37問、終結:16問、専門家の責任が16問です。

問題のタイプ

試験問題は、プロジェクトマネジメントの理解、および実務にプロジェクトマネジメントのコンセプトを適用する能力をチェックするように設計されています。

  • 状況判断タイプ
    あなたの知識、PMI(R)(PMBOK(R)ガイドの記載内容)流の経験と判断が求められます。
  • PMコンセプト適用タイプ
    新しい状況に適用するPMコンセプトを問われる問題があります。これらは、単に記憶力で解答できる問題ではありません。
  • 穴埋め的な問題、およびその他の現実に基づいた問題
    これらの問題は、受験者に定義や用語の背景、一連の用語を思いださせるものです。
  • 「~でないもの」を選ぶ問題
    3つが正しい回答であれば、誤った回答を探すことになります。
  • 短いストーリー仕立ての問題
    ほとんどの文章は回答に必要ありません。関係ない情報は排除しましょう。最後の一文を最初に読むとよいでしょう。
  • 計算やダイアグラムを描く必要がある問題
    よくあるのは、アーンド・バリュー、コスト、ネットワーク図、スケジュールに関する問題です。

我々が見るところでは、約75%の試験問題がPMBOK(R)ガイドから直接出ています。
残りの問題は、その他の書籍や雑誌、専門誌、および現実にある状況から出題されています。
プロジェクトに対して共通する本物のセンスは、これらの問題への回答に役立ちます。

試験として重要であるがPMBOK(R)ガイドに記載がなく、ただし理解が必要なトピックは、コンフリクト解決技法、組織論、問題解決技法、モチベーション理論です。

自信をもって答えることが難しい問題に遭遇することもあります。これらのタイプの問題に共通することは、正解が1つ以上ある問題、2つ以上が正解として考えられる問題です。解答する際には常にPMI(R)が「最適」と考えるものを選択すること。そして、これらの問題は、後から見直すとよいでしょう。

PMにおけるよくある誤りや受け入れられない実務慣行を反映した問題には注意すること。
解答はあくまでもPMI(R)の観点を反映しているものであることを思い出してください。これはPMBOK(R)ガイドの趣旨とは一致しないものであると考えるとよいでしょう。

現実的には正しいが、解答としては適切でない問題をふるいにかける必要があります。
経験からのアドバイスですが、一般化する用語(つまり、いつも、決して~ない、など)は除いて読んだ方がよい。

回答の心がけ

受験の際の戦略を立てることは重要です。選択肢に複数の正解がある問題が予測されます。

PMI(R)がどのように状況を捉えているかに基づいて、最適な選択肢を選びます。あなたの実務経験からではなく、PMI(R)の観点から問題に答えることを思い出してください。「過去にどうやったか?」ではなく「PMI(R)は、私はどうすべきといっているか?」から考えることです。

試験では、問題にマーキングし、後から見直すことができます。受験者は、回答に時間がかかる問題に出会うと混乱し、困惑します。特に試験が始まってすぐにそのような問題に遭遇するとストレスがかかります。その場合には、それらの問題にマーキングしていきましょう。

最初に回答していくときに、100%自信がもてないものにマーキングします。見直し時にマーキングした問題を全部見ます。他の問題でその解答が説明されていたり、一通り問題を見たところで答えがわかったりする問題もあります。

試験開始の前に

受験の際には、試験時間をマネジメントする必要があります。
4時間で200問に解答するということは、1問あたり1、2分で解答することです。問題によっては15秒で解答できるものもあれば、3、4分かかるもの問題もあります。

受験の際、コンピュータの前に着席し、すぐに試験に取り掛かるわけではありません。メモ用紙を配布してもらうことができるので、頭の中を整理し、メモ帳を準備します。
試験に役立つ計算の公式、ダイアグラム、ITTOなどの情報を書き出します。これは、あなたの頭の中を整理させ、テストを開始する上での良い集中力となります。
試験を始めるにあたって、コンピュータの使い方、試験の開始についてチュートリアルがあります。この情報が十分であれば、チュートリアルを飛ばして試験を開始します。
自分のペースで進め、4つの選択肢を全部読むこと。最初に出てくる正解と思われる選択肢のみを読んで回答しないこと。残りの選択肢がより正しいもの、最適な回答の可能性があります。
試験の間に休憩をとりましょう。4時間の試験です。50問ごとに区切りを入れて取り掛かると集中と休憩になります。

出典:Secrets of the PMP Exam Success Study Guide、「PMP Certification Readiness and Success Guide 8th edition」 TenStep Inc.
Copyright(c) Project Management Intelligence Institute Inc., All Rights Reserved.

PMI Agile Certified Practitioner (PMI-ACP) SM

PMI(R)では、プロジェクトにおいて、アジャイルに関わる専門家向けに、新たにアジャイル・プロジェクトマネジメントの資格、PMI Agile Certified Practitioner (PMI-ACP) SMの認定を開始しています。

最近IT開発においてアジャイル・プロジェクトは欠かせないものとなっています。本資格は、その状況を反映して専門家としてアジャイル・プロジェクトを実施する際に必要となるツール、テクニックを活用する実務能力を評価するものです。

受験資格としては、プロジェクト・チームでの実務経験、アジャイル・プロジェクトの実務経験、アジャイル・プロジェクトに関する公式の研修、が求められます。試験は、アジャイルに関する原則、実務慣行、ツールとテクニックに関する問題が出題されます。

受験要件
1.教育高校卒業以上
2.プロジェクトマネジメントの実務経験プロジェクト・チームにおいて2000時間の実務経験(直近5年間)
3.アジャイル・プロジェクトの実務経験アジャイル手法を活用したプロジェクト・チームにおいて1500時間の実務経験(直近3年間)
4.トレーニングの受講21時間の公式の学習
(アジャイル実務に関するプログラム)
資格維持の条件

3年間のCCRサイクルにおいての30PDUの取得

PMP(R)資格保有者のメリット

PMP資格保有者は、上記受験要件の1と2は既に満たしているものとして考慮されます。
もちろん受験要件の3,4は必要です。

試験情報
試験問題数試験時間
1203時間

※120問中20問は、プリテストとして採点対象にはならない。

受験料金
項目PMIメンバーUSドル
コンピュータ試験会員435ドル
非会員495ドル
再試験会員335ドル
非会員395ドル
資格更新会員90ドル
非会員130ドル

本記述は、以下の参照資料を基に作成したものです。内容、翻訳に関する正確さを保証するものではありません。

参照資料
PMI Agile Certified Practitioner Handbook, PMI
上記の資料はPMI(www.pmi.org)からダウンロードできます。

PMI-ACPの試験問題アウトライン

PMI-ACPの試験問題に関して、以下の情報があります。

試験問題のアウトライン
内容 出題割合
1)アジャイルのツールとテクニック50%
2)アジャイルの知識とスキル50%
1)アジャイルのツールとテクニック(50%)

試験問題の50%は、以下にあげるツールとテクニックに関することから出題されます。

ツールとテクニック
  • コミュニケーション
  • 計画・監視・適合
  • アジャイルの見積り
  • アジャイルの分析と設計
  • プロダクトの品質
  • 交渉に関連するソフトスキル
  • 金銭価値に基づいた優先順位づけ
  • リスク・マネジメント
  • メトリックス
  • バリュー・ストリーム分析
2)アジャイルの知識とスキル(50%)

試験対象として、以下の43の知識とスキルの分野が含まれます。
レベル1~3によって試験問題に取り上げられる割合が異なります。

レベル出題割合
レベル1(18の知識とスキル)65%
レベル2(12の知識とスキル)25%
レベル3(13の知識とスキル)10%
レベル別の知識・スキルの内容

以下ににあげるすべての知識・スキルが出題されるわけではありません。

レベル1
  • アクティブ・リスニング(積極的傾聴)
  • アジャイル・マニフェスト価値と原則
  • コミュニティとステークホルダーの価値の評価と取込み
  • ブレーンストーミング・テクニック
  • 権限分与したチーム作り
  • チームへのコーチングとメンタリング
  • コミュニケーション・マネジメント
  • プロダクトへのフィードバックテクニック
  • 例:プロトタイプ、シミュレーション、デモンストレーション、評価
  • インクリメンタル・デリバリー
  • 知識の共有
  • リーダーシップのツールとテクニック
  • 優先順位付
  • 問題解決の戦略、ツールとテクニック
  • アジャイル・プロジェクトにおけるプロジェクトと品質の標準化
  • ステークホルダー・マネジメント
  • チームのモチベーション
  • タイム、予算、コストの見積り
  • 金銭価値に基づいた要素分解と優先順位付
レベル2
  • アジャイルのフレームワークと用語
  • 高パフォーマンスのチームづくり
  • ビジネス・ケースづくり
  • コロケーションと分散型のチーム
  • 継続的改善プロセス
  • アジャイル・プロジェクトのプロジェクト憲章の要素
  • ファシリテーション手法
  • 参加型意思決定モデル
  • PMIの職務・倫理規定
  • プロセス分析のテクニック
  • セルフ・アセスメント
  • 付加価値分析
レベル3
  • アジャイルに関する契約手法
  • アジャイル・プロジェクトにおける会計処理原則
  • アジャイルの新規の実務慣行の適用
  • コンプライアンス
  • アジャイル・プロジェクトの管理限界
  • 故障モードと代替案
  • グローバル化、文化、チームの多様性
  • アジャイル・ゲーム
  • システム思考の原則
  • 法規制の順守
  • 差異分析と傾向分析
  • アジャイル手法とアプローチのバリエーション
  • ベンダー・マネジメント

本記述は、以下の参照資料を基に作成したものです。内容、翻訳に関する正確さを保証するものではありません。

参照資料
PMI Agile Certified Practitioner (PMI-ACP)SM Examination Content Outline, PMI
上記の資料はPMI(www.pmi.org)からダウンロードできます。

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(日経新聞2014年1月7日)

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